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まりーな亭の想い

自然と共に生きる

  • ほとんど毎朝漁に出かける、三崎漁師である父

  • まりーな亭も、三崎の漁師と同じく、「自然と共に生きる」という想いがあります。
    私(店主)の父自身が三崎の漁師で、ほぼ毎日漁に出かけ、父が自然派漁法で釣ってきた魚を、まりーな亭でお造りや刺身丼としてお出しています。
    そうしたこともあり、「三崎の海・山を孫子の代まで」という想いを、当たり前に貫いています。

    父の漁船の水槽には、その日獲れた活きのいい魚たちが

  • 父が獲ってきた魚を調理中の私

こんなとこまで来てくれるお客さんに、恥ずかしいものは出せない

まりーな亭のもう一つの「想い」です。

「佐田岬をまるごと味わっていただく」

ために、父が漁で獲ってきた魚はもちろんのこと、三崎漁協(※1)、八幡浜漁港にも仕入れに走り、佐田岬の旬の魚介類を仕入れています。(八幡浜漁港に水揚げされる魚のほとんどは、佐田岬近海で獲れた魚です。)

「地物(じもの)・天然物に極力こだわり、食材が一番美味しい季節にできるだけ鮮度高く美味しく食べていただく」

「自然と共に生きる」「地物を旬の時期に食べていただく」…この2つの想いを両立するためには、その日あてにしていた魚種が、前述の2つの漁港で揚がらなかったからといって、佐田岬以外の漁港からそれを仕入れるといったことはできません。産地を隠して無理に提供することはしていません。

ですので、お越しになったお客様が「今日は○○を食べたかったのに…」というご期待に添いかねることもございます。そうした場合には、当店の「想い」をご理解いただき、なにとぞご了承をいただければと思います。

※「どうしてもこれが」という食材をご希望の場合は特に、事前にお電話でお問合せ下さい。

このホームページ内の「海の幸・山の幸」で紹介のとおり、佐田岬には、本当に美味しい天然食材が豊富にございます。そんな海の幸・山の幸の、旬の時期に地元で食べるからこそ出せる「本当の味」を、ご賞味いただけましたら幸いです。

※1)「三崎漁協」…旧三崎町地域の、佐田岬漁港(串(くし)・本所)、与侈(よぼこり)支所、明神(みょうじん)支所、井野浦(いのうら)支所の集合体。

お米へのこだわり

佐田岬の食材には「三間(みま)米」が合う

▲写真をクリックすると収穫祭の様子がご覧いただけます。

まりーな亭では、お米にもこだわっています。県内産のお米の中で、佐田岬の食材にあうお米として店でお出ししているのが、「三間(みま)米」です。
宇和島市・旧・三間町地域(三間盆地)は、古くから良米が取れる産地として知られています。
三間米は、もちもちの食感と、噛めば噛むほど甘みが広がるのが特徴。口に入れると、そのお米が育まれたのどかな風景まで浮かんでくるような感動を覚えます。

単に「三間でとれたお米」というだけではありません。
まりーな亭では、こだわりの生産者である樋口宏治(ひぐちこうじ)さんにお願いして、毎年その生産のお手伝いもさせていただいています。

樋口さんは完全オリジナル三間米に徹底的にこだわっていらっしゃる生産者さん。
普通に農協に出すと、お米が他の生産者さんのお米と混ざってしまって味が変わるため、独自で大きな乾燥機・籾摺(もみすり)機まで導入されていらっしゃいます。
毎年9月上旬に「収穫祭」を開催し、地元の幼稚園児に鎌での稲刈り体験も受け入れていらっしゃいます。(写真参照)
樋口さんによって、徹底的ににこだわってつくられた究極の三間米、佐田岬の海の幸・山の幸と一緒に、ぜひお召し上がり下さい。