まりーな亭のある旧三崎町から、(旧)伊方町にかけて、佐田岬全体で、風車のある風景が楽しめます。
みさき風の丘パーク周辺(旧三崎町)に20基、せと風の丘パーク周辺(旧瀬戸町)には24基、二見くるりん風の丘パークに2基、伊方ウインドファームに12基、合計58基もあります。
風車が並んで回っている風景も絵になりますが、近くで見るとその大きさに圧倒されます。
タワーの高さが55m、一枚の羽根の長さが26mもある風車もあり、その大きな羽根がぶんぶん回る姿を、間近で見ることも出来ます。
佐田岬の、特に旧三崎町のトレードマークとも言えるのがこの佐田岬灯台です。
大きな灯台ですが、建てられたのは大正7年と、歴史は古いのです。
日本の灯台50選にも選定されている白亜の灯台は、光達距離は35km。対岸の佐賀関(14km)まで十分に届きます。
旧三崎町内の道路上に表示されている「佐田岬灯台」の標識に沿って進んでいけば、駐車場(40台)までたどり着きます。
そこからは、樹木の中を抜けていく遊歩道を歩いて約20分程度。途中には、佐田岬灯台キャンプ場や、そのすぐ近くには写真のような風景も拡がっています。
灯台が一望できる展望台があり、朝、昼、夕方と、それぞれ違った景色が楽しめます。
もちろん、灯台のすぐそばまで行くことも出来ます。
旧三崎町内、「伝宗寺」にある大楠の木。伊方町指定の天然記念物です。
幹周8.7m、樹高は14.7mあり、西宇和郡・八幡浜圏域で最大の大きさを誇ります。
一説には、樹齢千年とも伝えられています。
よーく見ていると、何か生き物のように見えてくるのは錯覚でしょうか?
一見の価値ありの巨木です。
また伝宗寺の庭は、とても綺麗にお手入れをされていて、四季折々の花が咲いています。
「かじやばな」と言います。旧三崎町の南側にある景勝地です。
鏡のような海に切り立つ山、その先に個性的な奇岩群が浮き立つ風景が独特です。
遠目で見ると大きさが分かりにくいですが、アップの写真に写っている漁船と比較してもらえると、その岩の巨大さが分かってもらえると思います。
私(まりーな亭店主)も、この梶谷鼻の風景は大好きで、佐田岬に来られたらぜひ行って見ていただきたい穴場スポットです。
この梶谷鼻から2.5kmほど南東にも、小梶谷鼻という、似た感じの風景があります。
佐賀関−三崎フェリー乗り場のすぐ近くにある、樹齢600年とも言われる、国指定の天然記念物。
このあこう樹の下にいると、なにかパワーがもらえそうな不思議なオーラを持っています。
近くで見ると、数え切れないほどの枝・幹がからまっていて、また地面には網のように根を下ろしていて、見ているだけで、その内に秘めた生命力が感じられる樹木です。
実はイチジクの仲間で、イチジクに似た実もなります。
年に一度、春に一気に葉を落とすので、そのときは落ち葉集めの方々は大変です。
地域のみんなで、このあこうを見守っています。
私(まりーな亭店主)お勧めの、穴場スポットです。
ここからは、みさき風の丘パークが一望できるだけでなく、周りにこの山以上に高い山がないため、360℃パノラマが楽しめます。
道は、初めての方は迷いそうになりますが、ところどころ標識が出ていますので、ぜひチャレンジしてみてください。
旧三崎町の中心部(フェリー乗り場付近)から登るのではなく、三崎町からメロディラインに向かって走り、トンネルを、1つ、2つ越えてすぐを左折した道から登るのがおすすめです。その曲がり口に「伽藍山」と看板が出ていますので、メロディラインからこちらへ来る方には、走行中にその看板が見えます。
佐田岬メロディラインから見る宇和海は、言葉に出来ないほど綺麗です。
特に朝、太陽光が海を照らす様子(写真)は、絶景です。
写真(とMAP)の建物は大久展望台という、メジャーな展望施設ですが、ここに限らず、風車のある丘の上から、また、メロディライン途中にある、ちょっと車を停められるスペースから、各所から見てみていただきたいです。
気象条件によっては、海が、近場から遠方へ行くにしたがって、エメラルドグリーン、マリンブルー、群青と、3色・3層で見えることがあります。その風景はとてもレアなので、もし出会えたら、何かいいことがあるかも知れないですね。
名取地域は、とても急傾斜なところにある集落です。そうした条件で家屋や畑を作るために、古来から生活の知恵として石垣を作ってきた歴史があります。
いろんな色を持つ石が、見事に積み上げられて石垣を形成している中を歩いていると、まるで欧州の古都にいるような異国情緒を覚えます。
集落の中までは車では入っていけませんので、車を駐めても迷惑でないエリアに駐めて、そこから徒歩で散策するのをお勧めします。
その他の佐田岬のみどころはこちら→http://www.sadamisaki.com/miru.html